女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000）は４日、シングルス３回戦が行われ、世界ランク２０位のＫ・ムチョバ（チェコ）が第１６シードのＭ・サッカリ（ギリシャ）を6-0，6-7 (9-11)，7-5のフルセットで破り、大会初のベスト８進出を果たした。

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２回戦で第２シードの大坂なおみを下していたムチョバはこの日、ミスを連発するサッカリを攻め立て６ゲームを連取し第１セットを先取。第２セットのタイブレークでは２度のマッチポイントがあったもののこれを覆されセットカウント１－１に追いつかれるも、ファイナルセットでは４度のブレークに成功し、２時間３５分の死闘を制した。

女子プロテニス協会のWTA公式サイトでムチョバは「本当は２セットで終わらせたかったけど、やり遂げられてよかった。とてもタフな試合でしたが、次の試合に向けての自信になったと思う」と激闘を振り返った。

４強入りがかかる準々決勝では世界ランク４１位のＡ・パブリュチェンコワと対戦する・パブリュチェンコワは３回戦で第１１シードのＪ・ブレイディ（アメリカ）をフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第５シードのＡ・サバレンカ、第１３シードのＥ・メルテンス（ベルギー）が８強へ駒を進めた。

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