男子テニスのアビエルト・メキシコ・テルセル（メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500）は１９日、シングルス準決勝が行われ、第２シードの
Ａ・ズベレフ（ドイツ）が世界ランク７１位の
Ｄ・ケプファー（ドイツ）を6-4，7-6 (7-5)のストレートで破り、２０１９年以来２年ぶり２度目の決勝進出を果たした。
２０１９年の同大会では決勝で
Ｎ・キリオス（オーストラリア）に敗れ準優勝に終わっていたズベレフ。この日は２度のブレークに成功し第１セットを先取する。
第２セットでは第４ゲームで先にブレークを許したものの、ケプファーのサービング・フォー・ザ・セットとなった第９ゲームでブレーク。その後のタイブレークを制し２時間９分の熱戦を勝ち抜いた。
昨年１０月のベット１ハルクスチャンピオンシップス（ドイツ/ケルン、室内ハード、ATP250）以来 約５カ月ぶり１４個目のツアータイトル獲得を狙うズベレフは決勝で、第１シードの
Ｓ・チチパス（ギリシャ）と予選から出場している世界ランク１２０位の
Ｌ・ムセッティ（イタリア）のどちらかと顔を合わせる。
一方、敗れたケプファーはキャリア初のツアー決勝進出とはならなかった。
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