テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、世界ランク47位の
N・キリオス(オーストラリア)は第3シードの
D・ティーム(オーストリア)に6-4, 6-4, 3-6, 4-6, 4-6の逆転で敗れ、惜しくもベスト16進出とはならなかった。会見では「彼(ティーム)は素晴らしい選手」と称賛した。
>>大坂 なおみvsムグルサ 1ポイント速報<<>>ジョコら全豪OP対戦表<<この日、キリオスは第1・第2セットを連取すると、第3セットの第1ゲームでは0-40とブレークポイントを握る。しかし、このチャンスを逃すとティームに流れが傾き、セットカウント2−2に追いつかれる。
ファイナルセットに入るとキリオスはサーブ・アンド・ボレーを決めるなどで会場を沸かせたが第7ゲームでティームにブレークを許し、3時間21分の激闘の末に力尽きた。
キリオスは「素晴らしい雰囲気だった。ロックダウンのアナウンスもあり、コートでのエネルギーは特別だった。自分自身を誇りに思う。13カ月も公式戦から離れていて、あのレベルを発揮できた。世界のトップ選手の1人と接戦を演じられた」と振り返った。
「肉体的には、とてもいい感じだった。今はあちこち痛い。彼は素晴らしい選手。とても落ち着いている。彼のレベルは下がらなかった。それが現実。落胆などしていない。この数カ月、このような試合へ向けて準備してきた。彼の幸運を祈っている。彼は素晴らしい選手だから、今後もいいプレーをすることを願っている」
「第3セットのブレークポイントの1つでも取っていたら、1時間45分くらいで試合は終わっていたと思う。何でもないボールをいくつかミスをしただけだった。あの時はブレークできず、それから彼は安定してきた」
キリオスは2回戦で第29シードの
U・アンベール(フランス)にマッチポイントを握られるも、死闘を制してティームとの3回戦へ駒を進めていた。
「3日間で10セット、ほぼ7時間プレーしていた。自分の体が今の状態でいるのは、とても並外れている。それには誇りに思う。でも彼はとてもいいプレーをしていた。彼が世界3位の理由はある。今日はチャンスがあったのは分かっていた。コートには勝てると思って入っていった。でも彼はうまく試合を安定させた」
一方、ティームは4回戦で第18シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは第15シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)の途中棄権により4回戦へ駒を進めている。
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