テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク213位の
S・コルダ(アメリカ)(アメリカ)が同98位の
A・セッピ(イタリア)を6-2, 4-6, 6-3, 6-3で破り、四大大会初勝利をあげた。
>>錦織vsトラヴァグリア 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<20歳のセバスティアン・コルダは1998年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を制した元世界ランク2位の
P・コルダ(チェコ)の長男。現在はチャレンジャー大会を中心に活動しているが、今月行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では四大大会に初出場を果たすなど、今後が期待されている。
コルダは1回戦、セッピに4度のブレークを許したものの、自身は8度ブレークに成功。2時間25分でグランドスラム初の2回戦へ駒を進めた。
試合後の会見でコルダは「タフな試合だった。雨が降ったり、風も強かった。とても寒かったけど勝てて本当にうれしい」と振り返った。
また、父であるペトル・コルダとの関係性を問われると「彼(ペトル)は僕の人生の中でずっとそばにいた。父には本当に助けられていて、今はコーチをしている。彼は僕と一緒にツアーを回るわけではないけど、いつも連絡を取り合っているよ。彼がいなければ今の僕はいないね」と語った。
コルダは3回戦進出をかけて、2回戦で第21シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦する。イズナーは1回戦で予選勝者のE・ベンシェトリ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第12シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)や第16シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第23シードの
B・ペール(フランス)、世界ランク35位の
錦織圭らが2回戦へ駒を進めた一方、第11シードの
D・ゴファン(ベルギー)や第24シードの
B・チョリッチ(クロアチア)、第25シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)らが敗れて姿を消した。
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