マレー 3回戦で兄弟対決

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は２８日、男子ダブルスの組み合わせを発表し、シングルス元世界ランク１位のＡ・マレー（イギリス）が３回戦で、兄であるＪ・マレー（イギリス）と対戦する可能性がある組み合わせとなった。

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Ａ・マレーは同大会にＰＨ・エルベール（フランス）とペアを組み出場。初戦でＭ・コピル（ルーマニア）/ Ｕ・アンベール（フランス）組と対戦する。

一方で第１０シードのＪ・マレー/ Ｎ・スクプスキ（イギリス）組は１回戦で、Ｉ・ドディグ（クロアチア）/ Ｆ・ポラセック（スロバキア）組と顔を合わせる。

男子プロテニス協会ATPの公式サイトには、Ａ・マレーのコメントが掲載されている。

「けがをしている股関節周りに痛みか何か起こるかと思ったが、そういうものは全くない。過去５、６年は試合後にずきずきとした痛みが起こっていたが、今はもうないようだ。素晴らしい」

Ａ・マレーは今年１月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）前に行った会見で、股関節の痛みにより引退を考慮しているコメントをしていた。しかし、手術後５カ月の休養を得て先週開催されたフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス（イギリス/ロンドン、芝、 ATP500）にＦ・ロペス（スペイン）とダブルスを組み復帰。見事優勝を果たした。

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