チチパス 風に苦戦で初戦敗退

チチパス風に苦戦で初戦敗退

男子テニスのリベマ・オープン（オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250）は１３日、シングルス２回戦が行われ、第１シードのＳ・チチパス（ギリシャ）は世界ランク６０位のＮ・ジャリー（チリ）に4-6, 6-3, 4-6のフルセットで敗れ、初戦敗退となった。

上位シードは１回戦免除により２回戦からの出場となったチチパスは、強風に苦戦しファーストサービスの確率を５９パーセントとする。ファイナルセットの自身の第１０ゲームでは、ダブルフォルトとジャリーに強烈なリターンを決められ、２時間で力尽きた。

男子プロテニスのATP公式サイトには、ジャリーのコメントが掲載されており「すごく大きな勝利。現在のベストな選手の１人であるチチパスに対してできた自分のプレーをうれしく思っている。彼はとても若いし、今年非常に良いシーズンを送っている」と語った。

勝利したジャリ―は、準々決勝で第８シードのＲ・ガスケ（フランス）と世界ランク４７位のＭ・ククシュキン（カザフスタン）の勝者とベスト４進出をかけて対戦する。昨日から行われたこの試合は、雨による悪天候のため本日へ順延となっている。スコアはガスケから6-4, 1-2。

同日の２回戦では、第５シードのＤ・ゴファン（ベルギー）、第７シードのＣ・ガリン（チリ）、世界ランク４４位のＡ・マナリノ（フランス）が８強へ駒を進めた。

一方、第４シードのＦ・ベルダスコ（スペイン）はマナリノにフルセットの末敗れ、初戦で姿を消した。

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