男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は9日、シングルス予選決勝が行われ、予選第14シードの
杉田祐一(日本)が予選第5シードの
ルー・イェンスン(台湾)を7-6 (8-6), 3-6, 6-3のフルセットで下し、大会初の本戦入りを決めた。
この試合、タイブレークの末に第1セットを先取した杉田だったが、第2セットではルーに2度のブレークを許してセットカウント1-1に。
しかし、ファイナルセットではルーに1度もブレークチャンスを与えず、2時間3分で勝利を手にした。
今大会、杉田は予選1回戦で世界196位の
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)を6-2, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
杉田は2013・2014年の上海マスターズ予選に出場したが、いずれも予選1回戦で敗れた。
また、先日の楽天ジャパン・オープン(東京/有明コロシアム、ハード、ATP500)2回戦で臀部の痛みにより棄権した世界ランク5位の
錦織圭(日本)は今大会の欠場を表明している。


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