男子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード)は27日、シングルス準決勝で第1シードの
錦織圭(日本)が大会初の決勝進出をかけて
J・ニエミネン(フィンランド)と対戦する。
両者は今回が初めての対戦となる。
同大会で錦織は、2011年と2012年にベスト4入りしたのが同大会での最高成績となっており、2011年は
J・ティプサレビッチ(セルビア)に、2012年は
J・モナコ(アルゼンチン)に敗れて決勝進出を逃した。今回は大会初の優勝と今季3勝目を狙う。
錦織は、先日行われた全米オープン4回戦で
M・ラオニチ(カナダ)、準々決勝で
S・ワウリンカ(スイス)、準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下す活躍を見せ、決勝では
M・チリッチ(クロアチア)に敗れるも、アジア勢男子初のグランドスラム準優勝を果たした。大会後に発表された世界ランキングでは、自己最高位となる8位に浮上した。
《全米オープンの記事はこちら》今回錦織は、上位シードのため1回戦免除。初戦となる2回戦で
R・ラム(アメリカ)、準々決勝で
M・マトセビッチ(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
一方、錦織と対戦する世界ランク57位のニエミネンは、2006年7月に自己最高位となる13位を記録している。
今季はチャレンジャーで1度決勝進出を果たすも、
D・ゴファン(ベルギー)に敗れて準優勝となった。
今大会は1回戦で予選勝ち上がりのP・オズワード(オーストリア)、2回戦で第3シードの
L・マイェール(アルゼンチン)、準々決勝で第7シードの
P・アンドゥハル(スペイン)を下し、錦織との準決勝に駒を進めた。
錦織とニエミネンの試合は、日本時間9月27日17時30分(現地時間16時30分)以降に行われ、センターコートの第2試合に組まれている。
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