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全豪出場の宮村、「初出場で初勝利を挙げたい」

今月の20日から24日にかけて行われた全豪オープン・アジアパシフィック・ワイルドカード・プレーオフ大会(中国/深セン)の女子ダブルスで優勝をおさめ、来年の全豪オープン本戦出場を決めた宮村美紀(日本)が、2013年シーズンを終えて、tennis365.netのインタビューに応じた。

同大会の優勝者は全豪オープン本戦の出場権を得られ、男女シングルス、男女ダブルスの4種目が行われる。
今年、日本勢では女子シングルスに宮村、瀬間詠里花(日本)瀬間友里加(日本)尾崎里紗(日本)、女子ダブルスに宮村/X・ハン(中国)組、瀬間姉妹組が出場し、第2シードの宮村/ハン組は決勝でノーシードの中国人ペアに6-4, 4-6, [10-8]で勝利して本戦出場権を獲得した。

【プレーオフを振り返って】

Q.プレーオフ決勝で優勝した瞬間の気持ちは?
まず「やったぞ」という嬉しい気持ちがあって、それから安心しました。
この大会は優勝することに意味があるので、とにかく負けられない。
1回戦からずっと集中して、決勝はスーパータイブレークにもつれて最後までどちらが勝つか分からない展開だったので、勝ったときには安心感からか泣いていました。
今年は、大事なところで惜しくも負ける試合が多かったので、「やっと勝った。」という気持ちもありました。

Q.決勝のスーパータイブレークで、2-6でリードされた時に考えたことは?
「負けてしまうかも」と一瞬思いましたが、特にプレーを変えたりはしませんでした。
パートナーのハン選手とは、1回戦からずっとゲームプランを作っていたので、それをやり通しました。
例えば、ファーストサーブが入ったら前衛はどうするとか、後衛同士のラリーの時はいつポーチを狙うとか。

ただ、そのプランを唯一守らずに違うプレーをしてしまったのが第2セットです。
4-2でリードした時に「勝ち」を意識してしまい、私がプランにはない選択をしてポイントを落とし、そこから試合の流れが変わって連続して4ゲームを落としてスーパータイブレークに持ち込まれました。
そこからは元々のプランを2人でやり通しました。

Q.パートナーのハン選手はどんなプレーヤーですか?
今回ペアを組むのが、今年3回目でした。
性格的にもプレー面でも相性が良いと思います。
試合中はずっと励ましてくれて、プレーでも気持ちの面でもリードしてくれます。

決勝のスーパータイブレークで、2-6から9-7にひっくり返したマッチポイントで、私がチャンスボールを力んでネットにかけてしまった時も、
「I can understand.(私も分かるわ)」と言ってくれて、気持ちを切り換える事が出来ました。

次の9-8の私のリターンの場面では、それまでリターンがあまり良くなかったので確実に返球するためにロブにしようと彼女に伝えたら、「Hit!Hit!(強く打とう)」と言われました。
確かに、大事にいってポイントを失うより思いきり打ってミスする方が後悔は無いと思い、思いっきり振ったらリターンが深く入り、相手の短くなった返球を彼女がボレーをして、相手が拾ったところを私がスマッシュで決めて勝つことができました。

【2013年を振り返って】

Q.2013年に掲げていた目標は?
単複関わらず、グランドスラムに出場することでした。
私の場合、ダブルスが先行していますがシングルスは最低でも300位台に入ることを考えていました。
300位台に入ることで200位台が近づき、そうするとグランドスラムの予選が見えてくるので。

Q.この1年を振り返ってみて?
今年はプロになって初めて年末出発でスタートをしました。
最初の大会はWTAツアーにエントリーして、出場のカットラインが高くて試合には出られなかったですが、「チャレンジ」から始まった1年だと思います。

その後、春先まではダブルスは何度か勝つがシングルスはなかなか勝てない状態でした。
春からはV・ウォンテンシャイ(タイ)とウィンブルドン出場を目指して組んでいこうという事になり、タイで一緒に合宿をしたりお互いに単複で出場できる大会を選んで出場したりしました。

目標にしていたウィンブルドンのダブルスは惜しくもランキングが足りず出場は出来なかったですが、初めてグランドスラムの会場内に入れたことも今年の「チャレンジ」の結果だったと思います。
そして、そのうちに気が付いたら単複ともランキングがキャリアハイになっていました。

今年はずっと転戦して試合に出場し続けて東京の自宅にいたのは合計40日ぐらい。
気付いたら全豪プレーオフに出場して、気付いたら全豪出場を決めて。1年間があっという間でした。

【2014年に向けて】

Q.全豪オープンでの目標は?
本戦の舞台に立てることは、そのこと自体がもちろん嬉しいですが、出るからには初出場で初勝利を挙げたい。
身近な青山修子(日本)選手がウィンブルドンでベスト4に入ったことで、良い意味で(上位進出は難しいという)限界は感じなくなっています。
1回戦、2回戦と自分達のプレーをして勝ち上がりたいです。

Q.2014年シーズンを通しての目標は?
ダブルスが先行しているが、そのおかげでWTAツアー大会という高い環境でチャレンジする事もできていてシングルスにも良い影響があると思うので、単複はこだわらずにいきます。
ダブルスではトップ100に入って、70位、50位に入ることでグランドスラム出場が見えてきます。
シングルスも、現在キャリアハイ(11月25日時点で323位)で200位台に近づいてきたのでグランドスラムの予選ラインにかかる位置まで上げたいです。
去年のウィンブルドン前哨戦では、良いプレーが出来てトップ100の選手にも勝ったので、全仏、ウィンブルドン出場に向けてランキングを上げていきたいです。


来年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は、1月13日から1月26日の期間で開催される。
(2013年11月30日18時29分)

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