HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会8日目の21日に4回戦を行い、第3シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が第14シードのM・キリレンコ(ロシア)に6-2, 6-0のスコアで圧勝し、準々決勝に駒を進めた。試合時間は57分だった。
【セリーナ vs. キリレンコ】
セリーナはサービスが好調で、ファーストサーブが87%の確率で入った。またサービスエースは6本を数え、サービスゲームで許したポイントはわずか8だった。
試合後、セリーナは「サービスゲームではなるべくポイントを取りに行こうとしているので、こんなに高い確率を記録したことはないわね。いいテニスができていたけど、もっとギアを上げていきたい。」と話した。
「あんなにいいプレーができるとは思わなかった。マリア(キリレンコ)はとてもいいテニスをしていたと感じたわ。私もただいいプレーをしようとしただけよ。」
「ワォ、っていう感じだったわね。第1セットのファーストサーブの入りが95%だと知ったとき、『誰のこと?』と思ったわ。私のファーストサービスの確率はいつもそんなに高くないから。」
31歳のセリーナは4回戦までの4試合に満足している。「安定したプレーができている。コート上では最善を尽くし、どのポイントでも取りに行こうとしている。このような気持ちを持って今大会でできる限り長くとどまろうとしているの。」
キリレンコ戦での勝利で、セリーナは最近の41試合で40勝目を決めた。
セリーナは準々決勝で同胞で若手期待19歳のS・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。スティーブンスは4回戦でB・ヨバノフスキ(セルビア)を6-1, 3-6, 7-5で振り切っての勝ち上がり。
「セリーナがアイドル」と話すスティーブンスについて、セリーナは「彼女はいいテニスをしているわね。彼女とは2週間前のブリスベンの大会で対戦したけど、信じられないほどいいプレーをしていた。非常に高い能力を秘めている。」と手放しで褒めている。
「私も彼女を尊敬しているわ。準々決勝はタフな試合になると思う。」とセリーナは続ける。
また、セリーナは、四大大会で10代の選手が活躍するのを目にして嬉しく思う、とも話している。「彼女と同様、私も最大限努力して戦い抜くつもり。でも彼女がいいテニスをしていることをとてもうれしく感じているわ。」
■関連記事■
《ラシード氏との二人三脚で頂点を目指すツォンガ◇全豪オープン 男子デイセッション総括》
《セリーナ、キリレンコを寄せ付けず◇全豪オープン》
《クズネツォワが2時間28分で元女王破る◇全豪オープン》
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.