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クルム伊達公子、敗因を分析◇全米オープン

テニスのグランドスラム、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、41歳のクルム伊達公子(日本)S・アービッドソン(スウェーデン)に挑んだものの、4-6, 2-6のストレートで敗れ、初戦突破とはならなかった。

アービッドソンのサービスゲームで始まったこの試合、クルム伊達がいきなりブレークして好スタートを切ったものの、その後自身のサービスゲームをキープする事が出来ず、出だし4ゲームはブレーク合戦となった。

ゲームカウント4-5、クルム伊達のサービスゲームでは15-40とアービッドソンにセットポイントを握られ、それを凌ぐことが出来なかったクルム伊達は33分で第1セットを落としてしまう。このセットだけで13本のウィナーを叩き出したクルム伊達だったが、25本の凡ミスを犯してしまった。

第2セット、第2ゲームで先にブレークを許したクルム伊達は、第4ゲームでもブレークされ、ゲームカウント0-4とリードを許す展開に。続く第5ゲームでブレークバックしたものの、第6ゲームでも痛恨のブレークを許し、ゲームカウント1-5と崖っぷちに立たされる。

サービング・フォー・ザ・マッチを迎えたアービッドソンだったが、クルム伊達がブレークバックし粘りを見せる。しかし、最後までサービスキープに苦しんだクルム伊達は、ゲームカウント2-5、第8ゲームで再びブレークされ、念願の初戦突破とはならなかった。

シングルス本戦で最年長でクルム伊達は、今季怪我に泣かされ103位までランキングを下げており、この日も20本のウィナーを記録したが46本もの凡ミスを犯すなど大切な場面でのミスが目立った。

勝利した28歳のアービッドソンは現在世界ランク51位。今年2月のメンフィス大会で自身2度目となるツアー優勝を飾るなど、年初78位だったランキングを51位へ上昇させていた。

敗れたクルム伊達は「(アービッドソンは)今年はツアー優勝もしているし、このランキングをキープしているだけあって、簡単なミスもないし、しつこいプレーで絶対崩れなかった。それに比べて自分の場合は、主導権は握っていたものの、決めきれなかった事が差だと感じた。」と敗因を分析し、アービッドソンのプレーを称賛していた。

アービッドソンは2回戦で第12シードのA・イバノビッチ(セルビア)と対戦する。イバノビッチはこの日、予選を勝ち上がったE・スイトリナ(ウクライナ)を6-2, 6-2で一蹴しての勝ち上がり。

この日行われた試合結果は以下の通り。

A・ラドワンスカ(ポーランド) (2) ○-× N・ブラチコワ(ロシア), 6-1, 6-1
S・ウィリアムズ(アメリカ) (4) ○-× C・バンデウェイ(アメリカ), 6-1, 6-1
A・ケルバー(ドイツ) (6) ○-× A・ケタボング(英国), 6-2, 6-0
I・C・ベグ(ルーマニア) ○-× C・ウォズニアキ(デンマーク) (8), 6-2, 6-2
S・エラーニ(イタリア) (10) ○-× G・ムグルザ, 6-3, 6-7 (6-8), 6-1
A・イバノビッチ (12) ○-× E・スイトリナ, 6-3, 6-2
D・チブルコワ(スロバキア) (13) ○-× J・ラーソン(スウェーデン), 6-7 (5-7), 6-2, 6-0
M・キリレンコ(ロシア) (14) ○-× C・シーパース(南アフリカ), 6-2, 6-1
R・ビンチ(イタリア) (20) ○-× U・ラドワンスカ(ポーランド), 6-1, 6-1
K・ベルテンス(オランダ) ○-× C・マーケイル(アメリカ) (21), 6-4, 4-6, 6-3
S・スティーブンス(アメリカ) ○-× F・スキアボーネ(イタリア) (22), 6-3, 3-6, 4-3
A・フラヴァコバ(チェコ共和国) ○-× K・ザコパロバ(チェコ共和国) (24), 6-4, 6-4
森田あゆみ(日本) ○-× M・ニクルスク(ルーマニア) (26), 6-3, 6-3
O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ) ○-× T・パスゼック(オーストリア) (29), 6-3, 6-4
J・ヤンコビッチ(セルビア) (30) ○-× K・ボンダレンコ(ウクライナ), 6-1, 6-2
E・ヴェスニナ(ロシア) ○-× S・ポン(中国) (32), 7-6 (7-5), 6-1
L・アルアバレナ(スペイン)=ベチノ ○-× S・ペア(イスラエル), 6-4, 7-6 (7-5)
V・ドゥシェヴィナ(ロシア) ○-× N・ボルネット(イタリア), 6-0, 6-3
J・コンタ(英国) ○-× T・バボス(ハンガリー), 6-2, 7-5
O・ポクコワ(ロシア) ○-× I・ファルコーニ(アメリカ), 7-6 (7-5), 6-7 (2-7), 6-3
S・ソレル=エスピノーサ(スペイン) ○-× A・クドリャフツェワ(ロシア), 6-3, 6-2
T・マレック ○-× A・アマンムラドワ(ウズベキスタン), 4-6, 6-2, 6-4
V・ウィリアムズ(アメリカ) ○-× B・マテック, 6-3, 6-1
E・マカロバ(ロシア) ○-× E・ダニリドー(ギリシア), 6-1, 6-4
C・スアレス・ナバロ(スペイン) ○-× K・ペルバク(カザフスタン), 7-5, 1-2, 途中棄権
G・ウォスコボエワ(カザフスタン) ○-× A・ルス(オランダ), 6-1, 6-3
S・アービッドソン ○-× クルム伊達公子, 6-4, 6-2
B・ヨバノフスキ(セルビア) ○-× M・バーテル(ドイツ), 4-6, 7-5, 6-2
Y・シュウェドワ(カザフスタン) ○-× V・キング(アメリカ), 6-4, 6-2
T・ピロンコバ(ブルガリア) ○-× C・ジョルジ(イタリア), 6-3, 6-4
G・アーン(ハンガリー) ○-× A・サバイ(ハンガリー), 6-4, 3-2, 途中棄権
MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン) ○-× M・ルチッチ, 6-3, 7-5

(翻訳/弓削忠則)

(2012年8月29日14時04分)

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