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男子テニスツアーのユニセフ・オープン男子（オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額３９万８２５０ユーロ、芝）は２２日、シングルス準決勝２試合が行われ、第１シードのＤ・フェレール（スペイン）がＢ・パイユ（フランス）に7-6 (7-5), 3-6, 6-1のフルセットで勝利、決勝に進出した。

世界ランク６位のフェレールにとって、今回でキャリア通算３０度目となるツアー決勝進出となったが、芝での大会での決勝進出は２度目のことで、２００８年の今大会ではタイトルを獲得している。

今季４勝目を目指すフェレールは、決勝でＰ・ペッツシュナー（ドイツ）を迎え撃つ。予選から勝ち上がってきたペッツシュナーはこの日、Ｘ・マリス（ベルギー）を7-5, 7-5のストレートで下し、決勝に進出している。

世界ランク１４５位のペッツシュナーとの対戦を前にフェレールは「難しい試合になるでしょう。彼はとても良い選手ですしこのタイプのサーフェスではとても良いプレーをします。彼に勝つには、べストのプレーが必要でしょう。」と、意気込みを語った。

一方で２８歳のペッツシュナーは、今回がキャリア通算３度目となるツアー決勝進出となった。「今日は本当に良い試合が出来ました。とても良い１週間です。怪我をしてしまい、デビスカップから全仏オープンまでプレーできませんでしたし、タフな試合もあったので、この結果に驚いている。」と、驚きを隠さなかった。

今大会の優勝賞金は６万８２２０ユーロ。