HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのモーリラ・ホバート国際(オーストラリア/ホバート、賞金総額22万ドル、ハード)は金曜日に準決勝を行い、第1シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)が第6シードのS・ペア(イスラエル)を7-6 (7-1), 6-3で下し、見事、決勝に駒を進めた。
昨年7月のワシントンDCの大会で準優勝を飾って以来、久しぶりにツアー4強入りを果たしていたペアだったが、準決勝では格上のウィックマイヤーに対して第1セットは粘ったものの、結局はストレート負けを喫した。
昨シーズン後半を背中の故障で棒に振っていたウィックマイヤーは、試合後「試合をこなす度にリズムが出てきて、大切なポイントでいいプレーができるようになっています。準決勝では自分のことを信じ続けました。長期間、プレーをしていなかったので、これはとても重要なことでした。」と話した。
勝ったウィックマイヤーは決勝で予選勝者の21歳M・バーテル(ドイツ)と対戦する。バーテルは今大会絶好調で、2回戦では第2シードのA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)、準々決勝では昨年覇者で第5シードのJ・ガイドソバ(オーストラリア)、準決勝では第4シードのA・クルベール(ドイツ)を6-0, 7-6 (8-6)で下しての勝ち上がり。
クルベールは昨年の全米オープンで自身初となる四大大会ベスト4入りを決めていたが、準決勝では同胞のバーテルの前にストレート前を喫した。
バーテルについてウィックマイヤーは「彼女はサービスが非常に強力で、スマートなゲームを展開してくる選手です。彼女には失うものがありません。ですので私は気持ちを引き締めて集中し、自分のプレーをするだけです。」と述べている。両者の対戦は過去に1度あり、そのときはウィックマイヤーが勝っている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.