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女子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、賞金総額350万ユーロ、クレー)は6日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第16シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)がD・チブルコワ(スロバキア)に3-6, 6-3, 7-5のフルセットで勝利、準決勝進出を決めると共に、来週発表される世界ランキングでのトップ10入りを決めた。
世界ランク18位のクヴィトバは、同28位のチブルコワに第1セットを奪われ、第2セットでも先にブレークを許したものの、そこから逆転でセットオールに追いつくと、第3セットでは3度のブレークでチブルコワを突き放し、2時間16分で逆転勝利を収めた。
試合後にクヴィトバは「私たちは親友ですから、ドミニカとプレーするのはタフでした。全仏オープンでは、一緒にダブルスに出場する予定です。」と、お互いに手の内を知る相手との試合を振り返った。
この日の勝利で、クヴィトバは最新のランキングでのトップ10デビューを果たす事になる。これはチェコ出身の選手としては6人目となり、過去にはM・ナブラチロワ(アメリカ)、H・マンドリコバ(オーストラリア)、H・スコバ(チェコ共和国)、J・ノボトナ、そしてN・バイディソバ(チェコ共和国)に続く記録となる。
21歳のクヴィトバは、準決勝で第6シードのN・リー(中国)と対戦する。この日の試合でリーは、B・マテック(アメリカ)を6-4, 3-6, 6-4のフルセットで振り切り、ベスト4進出を決めている。
もう一方の準決勝では、第4シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)とJ・ジョルジュ(ドイツ)が対戦する。
この日の試合でアザレンカはL・サファロバ(チェコ共和国)を6-3, 3-6, 6-2で、ジョルジュはA・パブリュチェンコワ(ロシア)に6-4, 6-2でそれぞれ勝利している。
今大会の優勝賞金は62万ユーロ。
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