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女子テニスツアーのストラスブール国際(フランス/ストラスブール、賞金総額22万ドル、クレー)は土曜日に決勝戦を行い、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)がノーシードから勝ち上がったK・バロア(ドイツ)を7-5, 6-1のストレートで下し、見事、優勝を飾った。シャラポワは優勝賞金3万7000ドルを獲得した。
WTAツアー22勝目をマークしたシャラポワは、右肘の故障で2カ月の間、戦線から離脱しており、今回はうれしい復帰後の勝利となった。
シャラポワはそれほどクレーコートを得意とはしておらず、22勝のうちクレーでの優勝は2度目となった。今週から始まる全仏へ向けて弾みをつけたシャラポワは、過去の全仏ではベスト4が1度、ベスト8が3度、という戦績となっている。
シャラポワは2カ月ぶりに復帰したムチュア・マドリレーニャ・オープンの1回戦でL・サファロバ(チェコ共和国)に敗れた。クレーでの調整が不十分と感じたのか、シャラポワは急遽、今大会のワイルドカード(主催者推薦)を受け入れ、第1シードとして出場した。
世界ランク13位のシャラポワは第1セット、3-5とリードされるものの、そこでコーチのM・ジョイスと話しをする。それがきっかけとなって調子を取り戻したシャラポワは、4ゲーム連取の猛攻で第1セットを7-5で奪うと、そのまま第2セットも3-0と大きくリードする。
バロアは第4ゲームを奪って1-3とするが、その後はシャラポワが3ゲームを連取すると、そのまま試合に終止符を打った。最後はシャラポワのバックハンドがバロアのコートに突き刺さった。
シャラポワは2008年10月に肩の手術を受け、5年ぶりにトップ10から滑り落ちていた。しかし一時は126位まで落ちてしまったランキングも、昨年末の時点では14位まで戻してきていた。全仏でも元女王の意地をみせて上位に食い込んでほしいところだ。
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