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女子テニスツアーのモンテレイ・オープン（メキシコ/モンテレイ、賞金総額２２万ドル、ハード）は７日、シングルス決勝が行われ、第３シードのＡ・パブリュチェンコワ（ロシア）が第２シードのＤ・ハンチュコバ（スロバキア）に1-6, 6-1, 6-0の逆転で勝利、キャリア初となるツアータイトルを獲得した。

この日の決勝で１８歳のパブリュチェンコワは、第１セットこそハンチュコバに２度のブレークを許し先制されたが、第２セット以降は１度もブレークを許さず世界ランク２２位のハンチュコバを圧倒した。

またパブリュチェンコワは、雨の影響で延期となった準決勝も同日に行っており、Ａ・セバストバ（ラトビア）を6-3, 2-6, 6-1のフルセットで振り切り決勝進出を決めていた。

世界ランク２５位のパブリュチェンコワは、決勝で６本のサービスエースを決めたものの、ダブルフォルトを７本も犯すなど安定しないサーブながらも、６本あったブレークピンチのうち４本を切り抜け、１時間４０分でキャリア初タイトルを優勝賞金３万７０００ドルを手に入れた。

ジュニア時代には３つのグランドスラムで優勝し、ジュニア世界ランク１位にもなっているパブリュチェンコワは、今季開幕戦のブリスベン大会でベスト８に進出していたものの、全豪オープンでは２回戦で敗退していた。