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女子テニスツアーのＢＮＬイタリア国際女子（イタリア/ローマ、賞金総額２００万ドル、クレー）は４日、シングルス２回戦２試合が行なわれ、第４シードのＶ・ウィリアムズ（アメリカ）が、Ｌ・サファロバ（チェコ共和国）に6-2, 4-6, 6-2のフルセットで勝利、３回戦に進出した。

１時間４８分で試合を終えたヴィーナスは「試合が少し長くなっても大丈夫よ。もう少しボールを打ちたいわ。そう考えると３セットの試合をするのも悪いことじゃないわ。」と貫禄のコメントを残した。

この日の試合はお互いに２２本のウィナーを決めたが、ヴィーナスの２６本に対し、サファロバは３３本の凡ミスを犯したのが勝敗に響いた。またヴィーナスは１１本のサービスエースも記録している。

もう１試合の２回戦では、第６シードのＶ・アザレンカ（ベラルーシ）が登場、予選から勝ち上がってきた森田あゆみ（日本）と対戦し、第１セットを6-0で奪ったところで森田が大腿部の故障のため棄権、３回戦に駒を進めている。

この日は残りのシングルス１回戦も行われ、杉山愛（日本）が昨年の準優勝者で第１３シードのＡ・コルネ（フランス）と対戦するも3-6, 5-7のストレートで敗れている。

この他の試合の結果は以下の通り。

シングルス１回戦
Ｃ・ウォズニアキ（デンマーク） (9) ○-× Ａ・サバイ（ハンガリー）, 6-3, 6-2
Ａ・ラドワンスカ（ポーランド） (10) ○-× Ａ・ボンダレンコ（ウクライナ）, 6-0, 6-1
Ｆ・ペネッタ（イタリア） (12) ○-× Ｔ・ピロンコバ（ブルガリア）, 6-7 (2-7), 6-4, 6-1
鄭潔（中国） (14) ○-× Ｎ・デシー（フランス）, 6-1, 7-6 (7-4)
Ａ・チャクエタゼ（ロシア） ○-× Ａ・メディーナ=ガリゲス（スペイン） (15), 6-2, 6-3
Ｖ・ラッツァーノ（フランス） ○-× Ｍ・リバリコワ（スロバキア）, 6-0, 6-7 (8-10), 6-4
Ｂ・マテック（アメリカ） ○-× Ｔ・ガルビン（イタリア）, 3-6, 6-3, 6-1
Ｇ・ドゥルコ（アルゼンチン） ○-× Ｋ・ナップ（イタリア）, 6-2, 6-3
Ａ・レザイ（フランス） ○-× Ａ・クレイバノワ（ロシア）, 6-3, 6-3
Ａ・ウズニアッキ（カナダ） ○-× Ｓ・エラーニ（イタリア）, 6-1, 3-6, 6-4
Ｋ・ボンダレンコ（ウクライナ） ○-× Ｒ・ビンチ（イタリア）, 6-3, 7-6 (7-4)
Ｅ・ヴェスニナ（ロシア） ○-× Ｊ・クレイバス（アメリカ）, 1-6, 6-3, 6-2

今大会の優勝賞金は３５万ドル。