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男子テニスツアーのブラジル・オープン(ブラジル/コスタ・ド・サイペ、賞金総額56万2500ドル、クレー)は12日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・アルマグロ(スペイン)が、世界ランク86位のF・ジル(ポルトガル)に6-7 (5-7), 6-7 (4-7)で敗れ、連覇の夢は閉ざされた。
世界ランク18位のアルマグロは、11本中2本しかブレークに成功することが出来なかったのに対し、ジルは全てのブレークチャンスをモノにした。
第2セットでジルはマッチポイントを2本握るが、アルマグロに粘られタイブレークに突入。タイブレークでは、ジルが最初の4ポイントを連続で取り、一気にディフェンディング・チャンピオンであるアルマグロを突き放し、2時間5分で金星を上げた。
23歳のジルは、準決勝でT・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。ベルッチは、その日に誕生日を迎えたJ・C・フェレーロ(スペイン)に7-6 (7-5), 1-6, 6-3で勝利し、ベスト4へ駒を進めた。
元世界ランク1位のフェレーロだったが、この日はベルッチの強烈なサーブに手も足も出ず、13本のサービスエースをゆるした。ブラジル勢で最高ランクの84位に位置するベルッチは、2005年のR・メロ(ブラジル)以来、初めてとなる地元勢でのセミファイナル進出を果たした。
第4シードのアカスーソは、同胞のE・シュワンク(アルゼンチン)を6-4, 6-3で破り、同大会2度目となるベスト4への進出を決めた。アカスーソは自身のファーストサーブ率が52%と制球に苦しむも、第1セットでは3度のブレークチャンスを全てものにし、第2セットでは相手にブレークを許さなかった。敗北したシュワンクは、2004年に今大会でベスト4まで進出していた。
第2シードのロブレドは、同大会3度目のファイナルを期待されていたA・マルティン(スペイン)を、自身のサービスゲームで83%の確率でポイントを獲得するなどし、6-2, 6-2で快勝している。
この結果、準決勝では先週のモビスターオープンの準決勝と同じくJ・アカスーソ(アルゼンチン)とT・ロブレド(スペイン)が対戦する。モビスター・オープンではアカスーソがフルセット末に勝利、通算対戦成績を3勝3敗のイーブンにしている。
今大会の優勝賞金は9万ドル、優勝ポイントは250。
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