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11月21日から23日にかけて行われている男子国別対抗戦、デビスカップの決勝戦は2日目の22日、アルゼンチンのマール・デル・プラタ(室内ハード)でダブルス1試合が行われた。
F・ロペス(スペイン)/F・ベルダスコ(スペイン)組で臨んだスペインは、アルゼンチン代表のD・ナルバンディアン(アルゼンチン)/A・カイエリ(アルゼンチン)組と対戦、5-7, 7-5, 7-6 (7-5), 6-3の逆転で下し、スペインに貴重な2勝目をもたらした。これで2日目が終わった時点で、スペインの2勝1敗と優勝に王手をかけた。
第1セット、5-5まではキープ合戦で、両者一歩も譲らない状態が続いた。しかし迎えた第11ゲーム、緊張したベルダスコがアルゼンチンチームにブレークを許し、リードを生かしたアルゼンチンチームがそのまま第1セットを先取した。
第2セットも第1セットと同様の展開となったが、スペインチームが6-5リードで迎えた第12ゲームでナルバンディアンがサービスゲームを落とし、第2セットはスペインチームが奪い返した。
第3セットはスペインチームが2度のブレークに成功、5-1と大きくリードする。しかし第7ゲームからアルゼンチンチームは反撃を開始、6-6のタイに戻す。アルゼンチンチームはそのままタイブレークも5-2とリードするが、そこからスペインチームが5ポイント連取の猛攻で第3セットを連取する。
その勢いを維持したスペインチームは、第4セットも5-2とリードを重ねる。アルゼンチンチームは第8ゲームでベルダスコのサービスをブレークし、首の皮をつないで5-3としたが、第9ゲームで再びナルバンディアンがサービスをブレークされると万事休す、スペインチームの勝利が決まった。
当初、アルゼンチンはカイエリ/J・アカスーソ(アルゼンチン)組で臨む予定だった。しかしナルバンディアンの疲労が少ないため、ペアを変えてのダブルスだったが、残念な結果に終わった。
ロペスは初日のシングルスで、アルゼンチンのエース、J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を倒すという殊勲を挙げており、初日に続いて2日目もチームに貢献した。
スペインは2004年以来の優勝、通算4度目のタイトルを狙っている。一方、アルゼンチンは2006年に準優勝しており、ホームでの初優勝を目指す。
デビスカップは、初日と3日目にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合の計5試合で争われ、先に3勝した国が勝者となる。
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