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男子テニスツアーのノッティンガム・オープン(イギリス/ノッティンガム、賞金総額56万8千ドル、芝)は土曜日に決勝を行い、ツアー最長身を誇るI・カルロビッチ(クロアチア)がF・ベルダスコ(スペイン)を7-5, 6-7(4-7), 7-6(10-8)のスコアで振り切り、優勝を飾った。
カルロビッチは今季初優勝で、ツアー通算4勝目を飾った。カルロビッチは昨年の今大会でも優勝しており、見事タイトル防衛に成功した。
決勝のカルロビッチはサービスエースを29本放ち、大接戦をものにした。今季放ったエースの数は548本でツアー最多、今大会では戦った5試合で101本、1試合平均20本を記録した。
試合後、カルロビッチは「今大会に向けてしっかり準備をしたから、優勝できてうれしいよ。」と喜びを表した。「フェルナンド(べルダスコ)にもおめでとうと言いたい。大変な決勝戦だった。フェルナンドのプレーはすばらしく、勝負を分けたのは1ポイントか2ポイントだけ。とても緊迫した試合だった。」
これで両者の対戦成績はカルロビッチの2勝1敗(いずれもフルセット)となった。カルロビッチは今大会での戦績を12勝1敗とし、優勝賞金9万1000ドルを手にした。
決勝は、最終セットのタイブレークでカルロビッチが6-7でマッチポイントを握られながらの大逆転劇だった。これについてベルダスコは「テニスはそんなものさ。タイブレークでマッチポイントを握ったとき、彼(カルロビッチ)がダブルフォルトしたり、僕のラッキーショットが入れば優勝していた。でも今日の僕はアンラッキーだった。決勝では全ポイントで全力を尽くしたけど、大事な1ポイントを相手に持っていかれてしまった。」と肩を落とした。
24歳のベルダスコは芝の大会では初の決勝進出で、これでツアー決勝戦での戦績は1勝4敗となった。ベルダスコは2004年のバレンシアの大会で唯一の優勝を飾っている。
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