HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(オーストリア、リンツ)
ジェネラーリ女子(賞金総額60万ドル、ティア2、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、第6シードのP・シュニーダー(スイス)が第1シードのA・チャクエタゼ(ロシア)に6-1, 6-0と圧勝し、見事準決勝に駒を進めた。
28歳のシュニーダーは、今大会では優勝がないものの過去5年間で3度目の準決勝進出を決めた。2005年にはN・ペトロワ(ロシア)に敗れたが準優勝を飾っている。
一方世界7位のチャクエタゼにとってわずか1ゲームしか奪えない惨敗は今季初。試合時間はわずか39分だった。
チャクエタゼは1度もブレークポイントを握ることはなかったが、他方シュニーダーは8本のあったブレークポイントのうち5本をものにした。チャクエタゼは25本入った第1サーブのうち半分以下の12ポイントしか奪えず、ダブルフォルトは5本を数えた。
チャクエタゼはツアー通算6勝のうち今季で4勝を飾っており、また全米オープンでは準決勝まで進出した。しかし全米終了後は不調が続き4大会に出場して2勝4敗。
しかしながら今季これまでの好成績から、チャクエタゼは火曜日に、上位8人のみが参加できるツアー最終戦への切符を手にした6人目の選手となっていた。
シュニーダーはツアーで10勝しているが2005年1月のゴールドコーストの大会(ティア3)以来優勝から見放されている。
シュニーダーの準決勝の相手は第3シードのM・バルトリ(フランス)。バルトリは2回戦で杉山愛(日本)を下したJ・バクレンコ(ウクライナ)を6-1, 1-6, 6-4で振り切った。
バルトリは今季2度決勝に進んでいるがいずれも準優勝に終わっている。ウィンブルドンではV・ウィリアムズ(アメリカ)に、プラハの大会では森上亜希子(日本)に敗れた。シュニーダーとは過去4度対戦しており、1勝3敗と分が悪い。
今季好調のD・ハンチュコバ(スロバキア)もまた準決勝進出を決めた。準々決勝ではノーシードのA・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-4, 1-6, 6-3で退けた。
第2シードのハンチュコバは、今大会直前の2大会で2回戦負けを喫していたが、今大会では復調した様子だ。
ハンチュコバは今季、今大会を除いて5大会で準決勝に進出し、決勝進出は3度に及ぶ。3月のインディアンウェルズの大会では見事優勝を飾っている。
ハンチュコバは準決勝で第5シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)と対戦する。バイディソバは第4シードのD・サフィーナ(ロシア)を6-3, 7-6(9-7)で倒した。
世界14位のバイディソバは先週のチューリッヒの大会で今季4度目のベスト4入りを決めていたが、優勝した世界1位のJ・エナン(ベルギー)に敗れた。
ウィルス性疾患で今夏2か月間の休養を余儀なくされていたバイディソバは、2006年5月のストラスブールの大会が最後のタイトルとなっている。
今大会の優勝賞金は8万8,265ドル。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.