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(ドイツ、ベルリン)
ドイツ・オープン(賞金総額134万ドル、クレー)は日曜日に決勝を行い、第12シードのA・イバノビッチ(セルビア)が第3シードのS・クズネツォワ(ロシア)を3-6, 6-4, 7-6(7-4)で振り切り、2006年モントリオール以来のツアー3勝目を飾った。
今大会は1週間を通じて雨に見舞われ、試合中止と順延が続いていたが、イバノビッチの試合は全て予定通りに行われた。加えて、土曜日の準決勝ではJ・バクレンコ(ウクライナ)が手の故障を訴え途中棄権し、27分しかプレーしておらず、イバノビッチは体力を温存できていた。
一方のクズネツォワは決勝の前に、土曜日に雨天順延となっていた第1シードJ・エナン(ベルギー)との準決勝を終わらせなくてはならず、中断となっていたファイナルセット3-2でリードした場面から再開し、6-4, 5-7, 6-4で競り勝った。
準決勝での勝利の勢いを持続したクズネツォワは、決勝でも第1セットを先取。しかし、連戦で消耗しきったクズネツォワをイバノビッチがファイナルセットのタイブレークの末下し、ツアー4度目の決勝進出で3勝目を飾った。
イバノビッチは優勝賞金18万1,980ドルを獲得した。イバノビッチは今季初めに東京で開催された東レ・パンパシフィック・オープンでも準優勝を飾っていた。
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