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(ドイツ、ベルリン)
ドイツ・オープン(賞金総額130万ドル)は現地木曜日シングルス3回戦が行われ、シード勢がほぼ順当に勝ち進む中、第4シードのM・ヒンギス(スイス)は第15シードのP・シュニーダー(スイス)に4-6, 0-6で敗れ、姿を消すこととなった。二人は8年ぶりの顔合わせだった。
ヒンギスはこのところ怪我に悩まされ、6週間ほど休養を取っていたが、この日の試合ではまだ完治していない臀部の痛みが増したようで、タイトル防衛がかかるローマ、そして全仏オープンへの出場が危ぶまれる。「ローマでは出場しないかもしれない。2週間後の全仏オープンまでに調子を整えるべきだと思う。やっぱり体調が100%でないと試合をしてはいけないということ。」と、ヒンギスは今大会に参加したことに反省気味だった。
今大会連覇を狙う第7シードN・ペトロワ(ロシア)は、第10シードE・デメンティエワ(ロシア)を6-3, 6-3で下して8強入りを決めた。準々決勝では第3シードのS・クズネツォワ(ロシア)と対戦する。ペトロワは昨年はJ・エナン(ベルギー)を決勝で下しての優勝だった。
今大会3度の優勝を誇るトップシードのエナンは、この日M・カメリン(イタリア)と3回戦を行う予定だったが、日中の雨でスケジュールが遅延したため、同試合は日没により延期となった。同じく第2シードのA・モレスモ(フランス)対J・バクレンコ(ウクライナ)戦も6-2, 1-1でモレスモ優勢となったところで、日没で延期された。
その他、第5シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)がS・ポン(中国)と対戦、6-1, 6-7 (3-7), 2-3となったところでポンがかかとの怪我により棄権したため、準々決勝進出を決めた。次はエナン対カメリンの勝者と対戦する。また第12シードのA・イバノビッチ(セルビア)もA・ボンダレンコ(ウクライナ)に6-3, 5-0としたところで、ボンダレンコがかかとをくじいたため棄権したため8強入りし、シュニーダーと4強入りを争う。
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