HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(ポーランド、ワルシャワ)
J&Sカップ(賞金総額60万ドル、ティア2)は2日水曜日、シングルス2回戦と前日に雨天順延になっていた残りの1回戦を行った。その1回戦でV・ウィリアムズ(アメリカ)がM・クライチェック(オランダ)を6-4, 6-3で下し2回戦進出を決めた。
この日は、ウィリアムズが第1セットで6本のダブルフォルトを犯し、クライチェックが5度のブレークポイントを1度しか成功できないなど、両者リズムに乗れない展開の中が続いたが、実力に勝るウィリアムズが試合時間80分で勝負を決めた。「この大会は気分が良いし、常に楽しんでプレーができるの。ワルシャワはクレー・シーズンを始めるには最高の大会だわ。」と、ウィリアムズは今大会への思いを語った。
世界ランク22位のウィリアムズは今大会にノーシードで出場しており、2回戦ではE・デメンティエワ(ロシア)と顔を合わせる。
2回戦では、第5シードのN・ペトロワ(ロシア)がM・サンタンジェロ(イタリア)に3-6, 3-6で敗れる波乱があった。金星をあげたサンタンジェロはトップシードのJ・エナン(ベルギー)とA・グローネフェルド(ドイツ)の勝者と準々決勝を戦う。今季すでにドバイとドーハで優勝を飾っている世界ランク1位のエナンは、先月のマイアミの決勝でS・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れて以来の大会。
その他のシード勢では、第3シードのS・クズネツォワ(ロシア)がK・ボンダレンコ(ウクライナ)に2-6, 6-2, 6-1の逆転で勝利、準々決勝ではヴィーナスとデメンティエワの勝者と顔を合わせる。
第6シードのA・チャクエタゼ(ロシア)はT・ガルビン(イタリア)に6-2, 6-2で危なげなく勝った。チャクエタゼはベスト4入りをかけて、第4シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)とE・ヴェスニナ(ロシア)の勝者と戦う。
ノーシード同士の試合では、A・ボンダレンコ(ウクライナ)がA・ラドワンスカ(ポーランド)が0-6, 6-4, 6-3の逆転で退けた。次の試合では、第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)とJ・バクレンコ(ウクライナ)の勝者と戦う。
今季限りでの現役引退を表明しているクレイステルスは、1月のシドニーで優勝し、全豪オープンではベスト4、地元アントワープでは準優勝と、好調を維持している。
今大会の優勝賞金は8万8千265ドル。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.