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(ドイツ、シュトゥットガルト)
ポルシェ・テニス・グランプリ(賞金総額65万ドル、ティア2)大会2日目の火曜日に、唯一のシード選手として試合を行ったD・サフィーナ(ロシア)は大苦戦を強いられ、M・サンタンジェロ(イタリア)にフルセットの接戦を演じ、6-1, 5-7, 7-6(11-9)で何とか勝利をものにした。
モスクワ生まれの20歳のサフィーナは、今週発表の最新ランキングで見事自身初のトップ10入りとなる10位にランクインした。しかし、今日の試合ではあっさり第1セットを奪ったものの、第2セット以降サービスの調子を崩し、5本ものダブルフォルトを記録するなど、サンタンジェロに握られた4回のブレークポイントをすべて決められる苦しい展開となった。それでもランキングに違わぬ実力を見せ勝利したサフィーナは、2回戦ではD・ハンチュコバ(スロバキア)と予選通過のS・バンマー(オーストリア)の勝者と対戦する。
その他の1回戦の勝者は、地元のM・ミュラー(ドイツ)がK・ペシュキ(チェコ共和国)を6-0, 7-6(7-4)で下し、クズネツォワと2回戦で対戦する。T・ゴロバン(フランス)、S・ペア(イスラエル)、K・シュレボトニック(スロベニア)、A・グローネフェルド(ドイツ)もそれぞれ2回戦へ駒を進めた。
今大会では上位4シード選手は1回戦が免除され2回戦からの登場となっており、トップシードは今季4大大会2勝(全豪オープン、ウィンブルドン)のA・モレスモ(フランス)で、昨年の大会では決勝でL・ダベンポート(アメリカ)に敗れ準優勝。モレスモはM・クライチェック(オランダ)と2回戦を行う。
第2シードはS・クズネツォワ(ロシア)で、8人しか枠がない年末最終戦への出場を掛けたポイントレースで4位につけ、月曜日に出場権を獲得している。バリでのウィスミラク国際、中国でのチャイナ・オープンに続く出場3大会連続優勝を狙う。
今大会の優勝賞金は10万ドル。昨年優勝のダベンポートはエントリーしていない。
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