HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(中国、北京)
チャイナ・オープン女子部門(賞金総額60万ドル、ティア2)は日曜日決勝が行われ、2004年の全米覇者で第2シードのS・クズネツォワ(ロシア)が第1シードのA・モレスモ(フランス)を6-4, 6-0で下し、見事優勝した。
先週のバリの大会でも優勝しているクズネツォワは、現在ツアー8連勝中。また2大会連続優勝は、クズネツォワのキャリアの中で2度目となった。
決勝では、途中雨による中断が入ったものの、クズネツォワがサービスブレークに4度成功、最後の9ゲームを連続で奪う猛攻で、今季3度目のタイトルを手にした。「彼女(モレスモ)が雨の後で戦術を変えてくると分かっていた。サービスブレークしたあと気持ちを落ち着かせて、私に出来ることは何か考えたの。だから雨が上がった後も堅実なプレーが出来て、またブレークを奪うことが出来たのだと思う。」とクズネツォワは振り返った。「世界1位との差が詰まったようで嬉しいわ。前回対戦した時に攻略法を見つけていたの。」
クズネツォワは、今回の勝利でモレスモに3連勝、対戦成績を3勝4敗とした。クズネツォワは準決勝のS・ポン(中国)戦でも、14ゲーム中6度サービスをブレークする攻撃的なテニスを展開していた。
一方のモレスモは、「彼女(クズネツォワ)はグランドスラムタイトルを持つ素晴らしい選手。良いプレーをいていたし、バックハンド・ショットも強烈だった。彼女は全てのトーナメントで勝つ力があると思うわ。それに、世界1位だからといって常に優勝するとは限らないわ。」と、勝利したクズネツォワを称えた。また、「何か邪魔になる要素があった訳じゃないけれど、今日は少し疲れていたのかもしれない。」と話していた。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.