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(アメリカ、サウスカロライナ州チャールストン)
ファミリー・サークル・カップ(賞金総額134万ドル、クレー)大会4日目の木曜日、シード勢が軒並み勝利をおさめ準々決勝へと勝ち進んだ。トップシードのJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌは6-4, 6-4でK・シュプレム(クロアチア)を退けて、同大会での連勝を13に伸ばした。
エナン=アルデンヌは、同大会において2004年に欠場した以外は全勝を守っており、今年は2003年、2005年に続く3度目の優勝を狙っている。この日は、強風のなか90分で試合を終わらせた。試合後のインタビューでは、「ストレートで勝てて良かった。ただコートで戦っているときは目の前のポイントを取ることだけに集中していたわ。肉体的には全く問題ないけれど、まだ少しだけ肩が気になっているの。それと天気が悩みの種ではあるわね。日が経つにつれどんどん暑くなってきているもの。」とコメントした。
エナン=アルデンヌの次の対戦相手は第7シードのD・サフィーナ(ロシア)で、サフィーナはこの日J・バクレンコ(ウクライナ)に 6-7 (6-8), 6-2, 6-2 で逆転勝利しての勝ち上がり。サフィーナは、この日対戦した予選勝者のバクレンコについて、「予選に出てくるランキングそのものと戦っているわけじゃなくて、テニス選手と戦っている。彼女(バクレンコ)も、良い選手を倒してきた選手なのよ。」と語り相手の健闘を称えていた。
また第2シードのN・ペトロワ(ロシア)も第14シードのL・サファロバに6-1, 6-3で快勝し準々決勝進出を決めた。先週の大会で今季2勝目をあげ、波に乗っているペトロワはC・カスターノ(コロンビア)とベスト4入りをかけて争うことになる。そのカスターノはM・バルトリ(フランス)が棄権したためにラッキーな勝利を手にしている。
今シーズン好調を続ける第4シードのクズネツォワは、この日L・ドミンゲス=リノ(スペイン)に6-2, 6-1で完勝し、準々決勝ではA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を7-6 (7-3), 6-3で制したA・グローネフェルド(ドイツ)と戦う。クズネツォワは先週の大会では負傷により途中棄権しており、この日の会見でも右ひじをアイシングが怪我ではないかと心配されたが、「医者には診てもらったけど、MRIは嫌だと言ったの。だって予防のためにテーピングもしているし問題ないと思ったから。確かに足は痛いけど、それは単に少し歳を取ったということだと思うわ。」とジョーク交じりに答えていた。
その他の試合では、第3シードのP・シュニーダー(スイス)がM・サンタンジェロ(イタリア)に3-6, 7-6(7-2), 6-3で、第8シードのN・デシー(フランス)がK・シュレボトニック(スロベニア)に6-2, 6-3でそれぞれ勝利し、準々決勝での対決を決めた。
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