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(アメリカ、カリフォルニア州インディアンウェルズ)
パシフィック・ライフ・オープン本戦3日目の金曜日は、途中雨で試合が中断される中、女子2回戦と男子1回戦とが行われた。女子部門(賞金総額210万ドル)では、L・ダベンポート(アメリカ)、M・シャラポワ(ロシア)ら上位シード勢やM・ヒンギス(スイス)ら注目の選手たちが快勝で3回戦進出を決めた。
第2シードのダベンポートは、同国の期待の若手A・ハークルロード(アメリカ)を6-0, 6-0の「ダブルベーグル」の圧勝で下し、いち早く3回戦進出を決めた。
27ものエースを炸裂したダベンポートは、「最初はちょっと競る場面もあったけど、試合が進むにつれて彼女は自信がなくなっていったようで、一方の私は調子がだんだんとよくなっていった。それだけのことかしら。」と話す。
ダベンポートは昨年の今大会準決勝でシャラポワと対戦し、その時も6-0, 6-0のダブルベーグルで完勝している。
「今日のダブルベーグルは特別なことではないわ。ここにしては珍しく雨が降りそうだったし、早く試合を終わらせたかっただけよ。」と余裕ともジョークとも取れるコメント。
事実それ以降の試合は雨で中断されたり、試合開始が4時間以上も大幅に遅れた。
第5シードのA・ミスキナ(ロシア)は、M・ワシントン(アメリカ)に6-2, 5-2とリードしているとき、雨のため4時間近く試合が中断。しかし、再開後は軽々とゲームを取って勝利した。
第3シードのシャラポワも、雨のため試合開始が4時間以上も遅れ、そのためか若干調子が狂ったようで、33もの凡ミスを犯す内容だったが、J・ジャクソン(アメリカ)を6-4, 6-3で制して3回戦進出を決めた。
ナイトマッチの注目の一戦ヒンギス対C・パン(フランス)の対戦は、気温が大きく下がる中、ヒンギスが全く隙のないプレーで6-1, 6-3で快勝した。
40ヶ月の引退から今年初めに復帰し、それ以降17勝6敗と素晴らしい成績を収め、ランキングもわずか2ヶ月で32位にまで上昇してきたヒンギスは、「観客の拍手を聞くと、みんなが私を見に来てくれてるんだと実感する。」と、プレーすることの喜びを新たにする日々を送っている。
今大会ヒンギスのいるドローの山は、ダベンポートやシャラポワ、ミスキナなどグランドスラムチャンピオンがひしめく最もタフなドローとなっており、順当に行けばヒンギスとダベンポートが4回戦でぶつかる。
ダベンポートは今大会は非常に相性の良い大会で、1997年と2000年に優勝し、2003年以降3年連続で準優勝している。
トップシードのJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌは、4日目土曜日の2回戦から登場することになっている。杉山 愛も第14シードの出場で、エナン=アルデンヌらと同じドローの山となっている。
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