死闘制すも立ち上がれず 仰向けで握手

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勝利直後に倒れ込むメンシクと駆け寄るナヴォーネ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、第26シードのJ・メンシク(チェコ)が世界ランク38位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)を6-3, 2-6, 6-4, 1-6, 7-6 (13-11)の4時間41分に及ぶ死闘の末にフルセットで破り、3回戦進出を果たした。試合終了直後、メンシクはコートに倒れ込み、仰向けのまま握手を交わした。

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20歳で世界ランク27位のメンシクが同大会に出場するのは2年連続2度目。昨年は2回戦で敗退している。

今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク107位のT・ドロゲ(フランス)を下し、初戦突破を果たした。

一進一退の攻防が続き、2セットずつを奪い合う大接戦となったこの日の2回戦。ファイナルセットでも互いに譲らずキープが続き、勝負は10ポイント制のタイブレークへともつれ込んだ。

メンシクはポイントを先行したものの、粘りを見せるナヴォーネに4度のマッチポイントをしのがれる。それでも最後は押し切り、4時間41分に及ぶ死闘を制した。

しかし、マッチポイントを決めた直後、メンシクはフォアハンドウィナーを放った勢いのままコートに倒れ込み、そのまま立ち上がれず。ナヴォーネとは仰向けの状態で握手を交わした。

激闘による消耗に加え、厳しい暑さの影響もあったとみられ、メンシクは足を気にする仕草も見せた。その後はトレーナーが駆けつけ、氷で頭を冷やすなどの処置を実施。1度は自力で立ち上がったものの、最終的には車いすで選手エリアへと運ばれた。

試合後の会見でメンシクは、「第4セットの序盤から水分を補給するのが難しくなってしまった。それが後々の問題につながった」と明かした。

そのうえで、「最後の状態がすべてを物語っていると思う。それでも戦い続けられたことは嬉しい。サーブを打つのも厳しい状態だったが、それでもどうにか勝てると信じていた」と語った。

また、今年の全仏オープンでは連日の暑さの影響もあり、体調不良を訴える選手が相次いでいる。試合中にメディカルタイムアウトを取るケースや、途中棄権する選手も見られており、選手のコンディション面を不安視する声も出始めている。

勝利したメンシクは3回戦で第8シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは2回戦で世界ランク37位のA・ブロックス(ベルギー)の棄権により3回戦に進んでいる。


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(2026年5月28日9時38分)
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