アルカラス 激闘制しツアー21度目V

ゲッティイメージズ
優勝したアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのHSBC チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は22日、シングルス決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク30位のJ・レヘチカ(チェコ)を7-5, 6-7 (5-7), 6-2のフルセットの激闘の末に下し、2年ぶり2度目の優勝を飾るとともに、ツアー大会で21度目のタイトルを獲得した。

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22歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会に出場するのは3年連続3度目。2023年には優勝を飾っている。

そのアルカラスは今大会から芝コートシーズンを開始し、1回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク86位のA・ウォルトン(オーストラリア)、2回戦で同59位のJ・ムナル(スペイン)、準々決勝でラッキールーザーで本選入りした同80位のA・リンデルクネシュ(フランス)、準決勝で同51位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)を下し決勝進出を果たした。

一方、23歳のレヘチカは準決勝で第2シードのJ・ドレイパー(イギリス)を下しての勝ち上がり。

決勝の第1セット、アルカラスは第11ゲームでブレークに成功し先行する。

続く第2セットは、両者リズム良くキープを続けタイブレークに突入したが、アルカラスはこのタイブレークを5-7で奪われ1セットオールに追いつかれる。

それでもファイナルセット、アルカラスは第4ゲームでブレークに成功。さらに第8ゲームで2度目のブレークを奪い2時間8分でタイトルを獲得した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載している。

「この大会は僕にとって本当に特別なものだ」

「再びトロフィーを掲げることができて、ただただ嬉しい。ここには期待せずに来た。ただ良いテニスをして、芝生に慣れることが目的だった。コート内外で本当に心地よく過ごせるようにしてくれた多くの友人や家族に恵まれたことは幸運だった」

また、アルカラスはこの勝利で今月行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の優勝に続きツアー大会で3大会連続優勝を成し遂げるとともに、マッチ連勝記録を18に伸ばし、3連覇を目指す30日開幕のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に向け弾みをつけた。


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(2025年6月23日8時09分)
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