フェデラー・ジョコ以来の偉業へ好発進

ゲッティイメージズ
勝利したアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間9日(現地8日)、シングルス2回戦が行われ、第2シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク59位のQ・アリス(フランス)に6-4, 6-2のストレートで快勝し、4年連続4度目の3回戦進出を果たした。

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21歳で世界ランク3位のアルカラスが同大会に出場するのは5年連続5度目。2023年と2024年に優勝を飾っており、今年はR・フェデラー(スイス)N・ジョコビッチ(セルビア)に次ぐ史上3人目となる同大会3連覇を狙っている。

今大会はシード勢が1回戦免除のため、アルカラスは2回戦が初戦となった。

迎えた2回戦、アルカラスはファーストサービス時に95パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功。試合を通じて25本のウィナーを決め1時間7分で快勝した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のアルカラスのコメントを掲載している。

「本当に緊張した。感情をコントロールするのは簡単ではなかった。落ち着くために集中し、緊張をコントロールして良いテニスをしようと努力しなければならなかった。かなりうまくいったと思う。勝ち抜いてタイトル防衛のスタートを切れて本当にうれしい」

「コートは遅く、ボールはよく弾むし、コンディションは僕にとってかなり良い。ここでプレーするのが大好き。コートの外ではホームにいるような気分で本当に落ち着いている。ファンはいつも僕に優しくしてくれているから、その愛とサポートに感謝している。ここのすべてが僕と僕のゲームにぴったりだ」

勝利したアルカラスは3回戦で第27シードのD・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シャポバロフは2回戦で予選勝者で世界ランク96位のA・ウォルトン(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。


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