男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は日本時間20日(現地19日)、シングルス2回戦が行われ、第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク103位のA・シェフチェンコ(カザフスタン)を7-6 (7-1), 7-6 (8-6)のストレートで下しベスト8進出を果たした。ズベレフは試合後「何とか持ち直せた」と語った。
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27歳で世界ランク2位のズべレフが同大会に出場するのは今回が初めて。
ズベレフは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝で第1シードのJ・シナー(イタリア)に敗れ準優勝。前週行われたIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)では準々決勝でF・セルンドロ(アルゼンチン)に逆転負けを喫し、ベスト4進出とはならなかった。
2回戦の第1セット、両者2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。タイブレークでは4度のミニブレークを奪ったズベレフが1ポイントしか落とさず先行する。
続く第2セットも両者1度ずつブレークを奪い合い、再びタイブレークに突入。ズベレフは14ポイント目で3度目のミニブレークを奪い、2時間28分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズべレフのコメントが掲載されている。
「全体的になかなかいい試合だったと思う。ここはコンディションが楽じゃないし、暑くて湿気もある。時には体力的に限界まで追い込まれることもあるんだ。彼(シェフチェンコ)もすごくいいプレーをしていたし、勝ててうれしいよ。昨日からしっかり改善できたことにも満足している」
「(第2セットは)体力的にかなりきつかった。呼吸するのも本当に大変だった。ここは空気がすごく重くて、湿気もものすごい。それでも何とか持ち直せたし、3セット目を戦わずに済んで本当にうれしいよ」
勝利したズべレフは準々決勝で、世界ランク86位のF・コメサナ(アルゼンチン)と対戦する。コメサナは2回戦で第6シードのN・ジャリー(チリ)を下しての勝ち上がり。
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