日本テニスの頂点を争う大会、三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 99th(東京/有明、ハード)は7日、男子シングルス2回戦が行われ、今大会での現役引退を表明してる伊藤竜馬(興洋海運)が第7シードの齋藤惠佑(富士住建)を6-4, 6-4のストレートで破り、ベスト16進出を果たした。
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36歳の伊藤は2006年にプロに転向。日本男子テニスの第一線で活躍し、ツアー大会や国別対抗戦のデビスカップで日本代表として活躍した。
世界ランキングでは2012年10月に自己最高位となる60位を記録。これはオープン化以降、日本男子歴代7位の記録となる。
四大大会では全大会で本戦出場を果たし、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では2回戦に進出した。
その伊藤は今年4月に今季での現役引退を表明。その後、今大会を現役最後の大会とすることを発表した。
1回戦では山中太陽(EMシステムズ)を3-6, 7-5, 6-3の逆転で下していた伊藤。2回戦ではフットワークではやや苦しんだものの、代名詞ともいえる強烈なフォアハンドを決めるなどシード勢のためこの試合が初戦となった齋藤を約1時間30分で下した。
3回戦では第9シードの住澤大輔(イカイ)と武藤守生(高牟礼テニスチーム)のどちらかと対戦する。
また、伊藤は今大会、片山翔(伊予銀行)とのペアで今大会の男子ダブルスにも出場する予定で、1回戦では第1シードの柚木武(イカイ)/ 渡邉聖太(橋本総業ホールディングス)と対戦する。
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