マレー以来12年ぶり ドレイパーが全米4強

ゲッティイメージズ
4強入りを決めたドレイパー
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間5日(現地4日)に男子シングルス準々決勝が行われ、第25シードのJ・ドレイパー(イギリス)が第10シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を6-3, 7-5, 6-2のストレートで破り、四大大会初のベスト4進出を果たした。また、全米オープンでイギリス人男子が4強に駒を進めるのは2012年のA・マレー(イギリス)以来12年ぶりとなる。

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22歳で世界ランク25位のドレイパーは昨年の全米オープンで16強入りを果たしており、これが四大大会全体での最高成績となっている。今大会はジャン・ジジェン(中国)B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)T・マハーチ(チェコ)らをいずれもストレートで下し8強へと駒を進めていた。

この試合、ミスを重ねるデ ミノーに対し攻め続けたドレイパーは11本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得。ウィナーの本数は21本のデ ミノーを大きく上回る40本を記録し、計6度のブレークに成功して、2時間7分で快勝した。

イギリス人男子選手が全米オープンで準決勝に進出するのは2012年のマレー以来12年ぶり。当時マレーは第3シードとして出場し、F・ロペス(スペイン)M・ラオニッチ(カナダ)M・チリッチ(クロアチア)T・ベルディヒ(チェコ)を下し決勝に進出。最後はN・ジョコビッチ(セルビア)をフルセットで破りタイトルを獲得している。

ドレイパーは準決勝で第1シードのJ・シナー(イタリア)か第5シードのD・メドベージェフのどちらかと対戦する。

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