メド撃破「全ての瞬間を楽しんだ」

ゲッティイメージズ
16強入りを決めたレヘチカ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間15日(現地14日)、シングルス2回戦が行われ、世界ランク35位のJ・レヘチカ(チェコ)が第4シードのD・メドベージェフを7-6 (7-2), 6-4のストレートで破り、大会初のベスト16進出を果たした。

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22歳のレヘチカは今年1月のアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)でキャリア初タイトルを獲得し、世界ランクも23位に浮上して自己最高をマーク。しかし、5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)準決勝で腰を負傷し途中棄権すると、ツアーを離脱した。

4か月ぶりの復帰戦となった今大会では1回戦で世界ランク38位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し初戦を突破した。

そして2回戦では世界ランク5位のメドベージェフと対戦。第1セットでは3度のブレークポイントを凌ぎタイブレークにもつれ込むと2度のミニブレークに成功し先行する。続く第2セットでは第4ゲームで2度のブレークポイントを凌ぐと第7ゲームでブレークに成功。その後のサービスゲームをキープし1時間39分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにレヘチカのコメントを掲載。オンコートインタビューで「正直に言って、復帰できて素晴らしい。大きな舞台でプレーするのは久しぶりだったので、今日は全ての瞬間を楽しんだ。彼(メドベージェフ)のように優れた選手、才能のある選手に勝利を収めることができたのは僕にとってボーナスだよ」と語った。

勝利したレヘチカは3回戦で世界ランク27位のF・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。ティアフォーは2回戦で第14シードのL・ムセッティ(イタリア)を6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。


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