男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は2月29日、シングルス準々決勝が行われ、第6シードのC・ルード(ノルウェー)が世界ランク17位のB・シェルトン(アメリカ)を6-7 (7-9), 6-4, 6-4の逆転で破り、2週連続でベスト4進出を果たした。
>>ルーネ、デ ミノーらアカプルコ組合せ<<
世界ランク11位で25歳のルードは今季、開幕戦となった国別対抗戦ユナイテッドカップ(オーストラリア/パース/シドニー、ハード)に出場。その後、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に参戦するも3回戦でC・ノリー(イギリス)に敗れた。
それでも前週のミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)では準決勝で昨年王者のS・チチパス(ギリシャ)を下し決勝進出。決勝ではJ・トンプソン(オーストラリア)にストレートで敗れたものの準優勝を飾った。
2週連続の大会出場となったルードは今大会、1回戦で世界ランク34位のC・ユーバンクス(アメリカ)、2回戦で同55位のD・ラヨビッチ(セルビア)を下し8強入りした。
21歳のシェルトンと顔を合わせたこの日、開始から互いにブレークを許さずタイブレークに突入。2度のセットポイントを握るも活かせなかったルードはシェルトンに3度のミニブレークを許し先行される。
続く第2セット、ルードはファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得しブレークポイントを与えず。リターンゲームでは第9ゲームでブレークに成功し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ルードは安定したサービスゲームを展開しシェルトンにブレークポイントを与えず。自身は第5ゲームでブレークに成功し、2時間34分の激闘を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルードのコメントを掲載し「本当に難しいよ。彼はすでにツアーで最高のサーバーの1人。レフティだし、スピンもかかるし、すべてが正反対だから、さらにタフになる」と語った。
「僕のゲームは、どんなスコアであろうと多くのボールを入れること、全てのポイントで相手選手を動かすことが基本なんだ。第2セットでは少しフラストレーションが溜まったね。彼は後方で良いプレーをしていたし、ネットに出てきて素晴らしいボレーを打っていたよ」
勝利したルードは準決勝で第2シードのH・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは準々決勝で世界ランク58位のD・ケプファー(ドイツ)を7-6 (7-2), 7-6 (7-0)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と世界ランク50位のJ・ドレイパー(イギリス)が4強に駒を進めた。
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