西岡良仁 ズベレフに完敗で8強ならず

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全豪OPでの西岡
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)は21日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク84位の西岡良仁は第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)に3-6,0-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。

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両者は3度目の顔合わせでズべレフの2勝。直近では昨年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)2回戦で対戦しており、ズべレフが7-5, 6-4のストレート勝ちを収めている。

28歳の西岡は今大会、1回戦で予選を勝ち上がった世界ランク69位のF・コボリ(イタリア)に6-1, 6-0のストレートで圧勝し初戦突破を決めた。

一方、世界ランク6位のズベレフは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4強入りして以来の公式戦出場。今大会の上位4シードは1回戦免除のためズベレフは2回戦が初戦となる。

現地時間20時から行われたこの試合、西岡は第1セット第1ゲームでブレークを許し追いかける展開に。第2ゲームで3度のブレークバックのチャンスを手にした西岡だが、これを生かせずにいると、その後はブレークポイントを握ることができずに終盤へ。

ゲームカウント3-5で迎えた第9ゲームではセットポイントとなるブレークポイントを迎えると、最後はショットがアウトになり落とした。西岡はファーストサービスが入ったときには80パーセントの高い確率でポイントを獲得したものの、セカンドサービス時は31パーセントのポイント獲得率にとどまった。

第2セット、流れを変えたい西岡だったが、第2ゲームでロングラリーの末にストローク戦で敗れ先にブレークを許すと、その後はズベレフのコーナーに打ち分けるショットに苦しみ、6ゲームを連取され1時間1分で力尽きた。

準々決勝で世界ランク42位のD・エヴァンス(イギリス)と同103位のT・コキナキス(オーストラリア)のどちらかと対戦する。

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