15日から17日にかけてドイツ・フランクフルトで行われている「アルティメット・テニス・ショーダウン(UTS)」は16日、男子シングルス・ラウンドロビンが行われ、世界ランク140位のG・モンフィス(フランス)は同6位のA・ルブレフに1-3で敗れたものの、フォアハンドのスーパーショットを披露し観客を沸かせた。
>>【動画】モンフィスの強烈フォアハンド、ルブレフ返球できず頭抱える<<
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UTSは従来のテニスから大きく変更したルールで行われる革新的なテニスイベント。各試合は8分×4クォーター制で行われ、最初に3クォーターを獲得した選手がその試合に勝利する。なお、両者が2クオーターずつ並んだ場合、5クオーターはサドンデス方式で行われる。サドンデスは先に2ポイント連取した方が勝利となり、2ポイント目以降のすべてのポイントがマッチポイントとなる。
4選手×2グループで開催され総当たり戦で1選手3試合を行う。各グループのトップ2がファイナル4に進出し準決勝・決勝を戦うことになる。
今大会のグループAにはJ・シュトルフ(ドイツ)、B・ペール(フランス)、C・ルード(ノルウェー)、G・ディミトロフ(ブルガリア)。グループBにはルブレフ、C・ユーバンクス(アメリカ)、D・シュワルツマン(アルゼンチン)、モンフィスが入っている。
この日、ルブレフと対戦したモンフィスは第1クオーターでフォアハンドのスーパーショットを披露。放ったショットはポールの横を通る強烈な一打となり、ルブレフは反応するも返球できず、驚きのあまり頭を抱えた。このプレーに観客は大声援を贈りモンフィスもそれに応えた。なお、試合は3-1でルブレフが勝利した。
16日の結果は以下の通り。
【グループA】
ディミトロフ 11-17, 11-16, 15-14, 19-15, 4-3 ペール
ペール 16-13, 17-16, 16-14 シュトルフ
ルード 15-9, 18-15, 11-17, 10-13, 2-0 ディミトロフ
【グループB】
ルブレフ 18-12, 18-12, 20-15 ユーバンクス
シュワルツマン 15-12, 19-12, 22-11 ユーバンクス
ルブレフ 19-11, 16-14, 12-13, 13-12 モンフィス
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