ジョコ4強 序盤苦戦も逆転勝ち

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ジョコビッチ
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日に男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第11シードのK・ハチャノフを4-6, 7-6 (7-0), 6-2, 6-4の逆転で破り2年ぶり12度目のベスト4進出を果たした。

>>【動画】ジョコビッチvsハチャノフ準々決勝ハイライト<<

2016年と2021年の王者である36歳のジョコビッチ。今大会は1回戦で世界ランク114位のA・コバチェビッチ(アメリカ)、2回戦で同83位のM・フチョビッチ(ハンガリー)、3回戦で第29シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、4回戦で同94位のJP・ヴァリジャス(ペルー)をいずれもストレートで下し、準々決勝進出を決めた。

準々決勝の第1セット、ファーストサービス時に88パーセントと高い確率でポイントを獲得したハチャノフに対しジョコビッチはブレークポイントを握れず、自身のサービスゲームでは第5ゲームでハチャノフにブレークを許し、今大会初めてセットを落とす。

続く第2セット、両者とも相手にブレークポイントを与えないレベルの高いプレーを続けタイブレークに突入。しかし、タイブレークではジョコビッチが一段階集中力を上げたプレーを見せ、4本のウィナーをを奪いハチャノフを寄せ付けず7ポイント連取で1セットオールに追いつく。

第3セット、流れに乗るジョコビッチは第1ゲームでこの試合初となるブレークポイントを獲得。3度目のブレークポイントをものにし初のブレークに成功すると、サービスゲームではハチャノフにわずか1ポイントしか許さないプレーを見せる。第7ゲームでもブレークに成功したジョコビッチがこのセットも獲得し、勝利まであと1セットとする。

第4セット、両者1度ずつのブレークを果たし迎えた第9ゲームをジョコビッチがラブゲームでブレークに成功。最後は第10ゲームをラブゲームでキープし、ジョコビッチが全仏オープンで2年ぶり12度目のベスト4に駒を進めた。

勝利したジョコビッチは準決勝で第1シードのC・アルカラス(スペイン)と第5シードのS・チチパス(ギリシャ)の勝者と対戦する。

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(2023年6月7日5時36分)
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