西岡 8強かけノーシード23歳と対戦

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マルティン・エチェベリー
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日に男子シングルス3回戦が行われ、世界ランク49位のT・マルティン・エチェベリー(アルゼンチン)が第15シードのB・チョリッチ(クロアチア)を6-3, 7-6 (7-5), 6-2のストレートで破り、自身初となる16強入りを果たした。この結果、第27シードの西岡良仁は4回戦でマルティン・エチェベリーと対戦することが決定した。

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23歳のマルティン・エチェベリーは今季、3月のチリ・ドーブ・メンケア・オープン(チリ/サンティアゴ、クレー、ATP250)で自身ツアー初の決勝の舞台に立ち準優勝。さらに、4月のフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)でも準優勝を果たし、5月22日付ATP世界ランキングではキャリアハイの世界ランク46位を記録している。

今大会は1回戦で同55位のJ・ドレイパー(イギリス)の途中棄権により2回戦に駒を進めると、2回戦で第18シードのA・デ ミノー(オーストラリア)をストレートで破り3回戦に進出した。

迎えた3回戦、第1セットの第2ゲームでいきなりブレークに成功したマルティン・エチェベリーは、その後チョリッチにブレークポイントを与えることなく先行する。

続く第2セット、マルティン・エチェベリーは1度のブレークを許し、第9ゲームでセットポイントを3本握られるもこれをしのぎ、第10ゲームでブレークバックに成功する。このセットはそのままタイブレークに突入し、タイブレークでは4度のミニブレークを果たしたマルティン・エチェベリーが2セットアップとする。

第3セット、マルティン・エチェベリーは第3ゲームで先にブレークを許したものの、その後リターンゲームで9度のブレークポイントを獲得し、3回のブレークに成功。第4ゲームから5ゲームを連取したマルティン・エチェベリーが、2回戦に続きシード勢を撃破し、自身初となる四大大会ベスト16進出を決めた。

勝利したマルティン・エチェベリーは4回戦で第27シードの西岡と対戦する。西岡は3回戦で世界ランク172位のT・セイボス ワイルド(ブラジル)を3-6, 7-6 (10-8), 2-6, 6-4, 6-0のフルセットで下しての勝ち上がり。

なお、西岡は3回戦勝利後の会見でマルティン・エチェベリーについて「練習したことも1回しかなく、あまり知らない選手で球の質とかも分からないです。現状は結構勝っていますし、クレーコーターなので少しだけ分析をしないといけないですね。今日もそうでしたけど、分析しても実際にどういうボールが来るのかが大事です。試合中に少しづつ、自分の方が攻められそうなのか、攻められなさそうなのか、そこで判断する試合になると思います」とコメントしている。

同日には第4シードのC・ルード(ノルウェー)、第6シードのH・ルーネ(デンマーク)、世界ランク35位のN・ジャリー(チリ)が16強に駒を進めている。

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(2023年6月4日14時41分)
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