連覇狙うアルカラス 8強へ

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ベスト8進出を果たしたアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は28日にシングルス4回戦が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が第16シードのT・ポール(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで破り、2年連続のベスト8進出を果たした。

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昨年の同大会で優勝を飾っており、今大会は2連覇を狙う19歳のアルカラス。また、前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)でもタイトルを獲得しているため、2大会連続での「ATPマスターズ1000」優勝も射程圏内に捉えている。

この試合、アルカラスはファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。3本のダブルフォルトを犯したものの、ポールに1度もブレークを許さないプレーを披露する。リターンゲームでは各セットに1度ずつブレークに成功し1時間36分で快勝した。また、アルカラスはこの試合で24本ものウィナーを記録している。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには試合後のオンコートインタビューの内容が掲載された。

「ここがホームだと感じている。ここマイアミでプレーするのは簡単だし、毎日エネルギーをもらっている。自分自身を楽しんでいるし、それが毎試合高いレベルでプレーするための秘訣だと思う。このまま続けていきたいね」

現在世界ランク1位のアルカラスは、マイアミ・オープンでタイトルを防衛することができれば継続して首位を維持。逆に優勝を逃せば、次週の更新で1位から陥落する。

準々決勝では第9シードのT・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは4回戦で第7シードのH・ルーネ(デンマーク)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第10シードのJ・シナー(イタリア)、世界ランク54位のE・ルースブオリ(フィンランド)らが8強へ駒を進めている。




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(2023年3月29日7時09分)
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