シナー 接戦制しフリッツ撃破

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ベスト4進出を果たしたシナー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第11シードのJ・シナー(イタリア)が第4シードのT・フリッツ(アメリカ)を6-4, 4-6, 6-4のフルセットで破り、大会初のベスト4進出を果たした。

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2021年の同大会で顔を合わせている両者。当時はフリッツがストレート勝ちをおさめている。

25歳のフリッツは今季、先月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で優勝。BNPパリバ・オープンに関しては昨年大会を制しており、2連覇を狙っている。

一方、21歳のシナーも先月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)で今季初優勝を飾っている。

好調を維持する選手同士のこの一戦。試合はストロークの打ち合いとなるなか、第1ゲームでブレークに成功したシナーがフォアハンドウィナーを放つなど集中力を切らすことなく反撃を抑え、第1セットを先取する。

第2セットも序盤はシナーペースで進むが、互いにブレークを奪うことができず終盤へ。しかし、タイブレークに進むかと思われた第10ゲームでフリッツにこの日初めてブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれる。

ファイナルセット、第1ゲームでブレークに成功したシナーだったが直後の第2ゲームでブレークバックを許すなどこれまでのセットとは違った展開に。迎えた第9ゲームでこのセット2度目のブレークを奪ったシナーがそのリードを守り切り、2時間17分の接戦を制した。

大会初制覇を狙うシナーは準決勝で第1シードのC・アルカラス(スペイン)と第8シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)のどちらかと対戦する。

一方、フリッツは大会連覇を目指し出場していたが、準々決勝で姿を消すこととなった。




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(2023年3月17日10時27分)
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