望月慎太郎 2大会連続の初戦突破

男子テニスのテネリフェ・チャレンジャー（スペイン/テネリフェ、チャレンジャー）は３１日、シングルス１回戦が行われ、予選を勝ち上がった世界ランク３１１位の望月慎太郎が同じく予選勝者で同２３５位のＭ・ジガンテ（イタリア）を6-4, 2-6, 6-1のフルセットで破り、チャレンジャー２大会連続で初戦突破を果たした。

１９歳の望月は２２日に閉幕したバンコク・オープン３（タイ/ノンタブリー、チャレンジャー）でも予選２試合を勝ち抜き本戦に出場。２回戦で敗れたものの、１回戦で世界ランク２３２位のＰ・ジュブ（イギリス）を逆転で下し、今季初白星を飾っていた。

そして、今大会でも予選を勝ち抜き本戦に出場。１回戦では初顔合わせの２１歳ジガンテと対戦した。

この試合の第１セット、第２ゲームで先にブレークを許した望月だったが、直後の第３ゲームでブレークバックに成功。その後、第７ゲームで２度目のブレークに成功し、第１０ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎える。ここで15-40とされ２度のブレークポイントを掴まれるも全て凌ぎ、先行する。

しかし、続く第２セットでは２度のブレークを許すとリターンゲームでは１度もブレークチャンスを掴むことができず、セットカウント１－１に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、望月はファーストサービスが入ったときに８０パーセントの確率でポイントを獲得。第２ゲームから６ゲームを連取し、２時間６分で勝利した。

勝利した望月は２回戦で第２シードのＭ・アルナルディ（イタリア）と対戦する。アルナルディは１回戦で世界ランク２５２位のＡ ・ギアネッシ（イタリア）を6-3, 6-7 (5-7), 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第３シードのＲ・ブランカッチョ（イタリア）、第５シードのＲ・ペニストン（イギリス）、第７シードのＣ・タベルネル（スペイン）らが２回戦に駒を進めている。

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