ハチャノフ「接戦だった」

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(左から)ハチャノフとチチパス
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、男子シングルス準決勝が行われ、18シードのK・ハチャノフは第3シードのS・チチパス(ギリシャ)に6-7 (2-7), 4-6, 7-6 (8-6), 3-6で敗れ、大会初の決勝進出とはならなかった。

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全豪オープンに7年連続7度目の出場となるハチャノフ。今大会は1回戦で世界ランク72位のB・ミラリェス(スペイン)、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場する同84位のJ・クブラー(オーストラリア)、3回戦で第16シードのF・ティアフォー(アメリカ)、4回戦で第31シードの西岡良仁を下し、大会初のベスト8に駒を進めた。

準々決勝では第29シードのS・コルダ(アメリカ)と対戦していたが、ハチャノフが7-6 (7-5), 6-3, 3-0とリードした時点でコルダが途中棄権。ハチャノフが大会初のベスト4進出を果たした。

ハチャノフはこの試合、32本のアンフォーストエラーを犯すなど、ファーストサービスが入った時のポイント獲得率が66パーセントに留まる。第3セットではタイブレークを制したものの、リターンゲームでは計5度のブレークを許し、3時間21分で力尽きた。

試合後の会見でハチャノフは近年の自身のグランドスラムでの結果に言及。四大大会では昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に続き2大会連続の4強入りとなった。

「最近の結果はとてもうれしいし、とても誇らしい。連続の準決勝進出だ。必死に戦った。第3セットで負けそうだった。彼(チチパス)はサービング・フォー・ザ・マッチの時に、2度のマッチポイントがあって、僕が諦めず2度のマッチポイントを凌いだんだ」と語った。

「とても接戦だったし、とても良いレベルの試合だったと思う。彼はいくつかの重要な場面、重要なポイントで主導権を握った。彼が勝利を手にしたのだから、それはとてもシンプルなことだ」

2021年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来となるグランドスラム2度目の決勝進出となったチチパスは、決勝で第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

ジョコビッチは準決勝で世界ランク35位のT・ポール(アメリカ)をを7-5, 6-1, 6-2のストレートで破り、2年ぶり10度目の決勝進出を果たした。

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(2023年1月27日21時27分)
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