テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は２３日、車いすテニスの男子シングルス１回戦が行われ、第１シードの国枝慎吾がＪ・ヘラルド（ベルギー）を6-4，6-2のストレートで破り、ベスト４進出を果たした。

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２０２０年以来２年ぶり１１度目の全豪オープン制覇を狙う国枝は今大会の初戦に登場。ヘラルドに９本のサービスエースを決められるなどリターンで苦戦した国枝だったが、ストローク戦では主導権を握り１０度のブレークチャンスを創出するなど４度のブレークに成功した。

サービスゲームではファーストサービスが入ったときに７３パーセントの確率でポイントを獲得。ヘラルドのブレークを１度に抑え、１時間３３分で勝利した。

準決勝ではＴ・エフべリンク（オランダ）と対戦する。エフべリンクは１回戦でワイルドカード（主催者推薦）で出場したＢ・ウィークス（オーストラリア）をストレートで下しての勝ち上がり。

また、国枝はダブルスにＧ・フェルナンデス（アルゼンチン）とのペアで出場を予定しており、１回戦でヘラルド/ Ｓ・ウーデ（フランス）組と対戦する。

その他の日本勢では、車いす女子シングルスの第２シードとして上地結衣が１回戦に登場したが、Ａ・ヴァン クート（オランダ）に5-7，5-7のストレートで敗れ姿を消した。上地はダブルスにＬ・シューカー（イギリス）と組み出場しており、１回戦ではＪ・グリフォン（オランダ）/ シュ・ゼンゼン（中国）組と対戦する。

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