男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は大会最終日の21日、シングルス決勝が行われ、第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第2シードのD・メドベージェフを6-4, 6-4のストレートで破って2018年以来3年ぶり2度目の優勝を飾り、世界ランキングの上位2選手に準決勝と決勝で勝利を収めた大会史上4人目となった(1982年のI・レンドル(アメリカ)、1989年のS・エドバーグ(スウェーデン)、1990年A・アガシ(アメリカ))。
>>Nitto ATPファイナルズ 組合せ<<
Nitto ATPファイナルズは、年間の大会獲得ポイント「RACE TO TURIN」の上位8選手が出場するシーズン最後の大会。
準決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)にフルセットで勝利したズベレフは第1セット、第3ゲームで強烈なバックハンドを打つなどしてブレークに成功。ファーストサービスが入った時に89パーセントの確率でポイントを獲得し先行する。
第2セットでも勢いに乗るズベレフは第1ゲームでメドベージェフのミスもありブレークに成功。その後はメドベージェフが徐々に巻き返しをはかるも1度もブレークチャンスを与えず、1時間15分で勝利した。
ズベレフは今季、3月のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/ アカプルコ、ハード、ATP500)、5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)、8月の東京オリンピック(日本/東京、ハード)、8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)、10月のエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)で優勝。今大会でのタイトル獲得で6勝目を飾った。
一方、敗れたメドベージェフは2012年から2015年に4連覇を果たしたジョコビッチ以来となる連覇とはならなかった。
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