ナダル 自然被害に援助で表彰

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ラファエル・ナダル
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男子プロテニス協会のATPは15日に公式サイトで、世界ランク6位のR・ナダル(スペイン)が、2018年にスペインのマヨルカで発生した自然災害へ援助し続けたことで表彰されたと発表した。

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ナダルの故郷であるマヨルカのサン・リョレンツ・デス・カルダサルでは、2018年に大雨が降り13人が亡くなり、200人以上が避難する大災害に見舞われた。また数百の家や会社が2メートル以上の汚水に沈んだ。

ナダルはこの被害に対し、数時間にわたり街を清掃するボランティア活動に参加。住む場所を必要としている人にラファナダルアカデミーの空き部屋を提供し、さらに自身の財団を通じて100万ユーロ(約1億3000万円)を寄付した。

サン・リョレンツ・デス・カルダサルの市町村議会はナダルの援助に感謝し、表彰セレモニーを行った。

35歳のナダルは今シーズン、4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、 レッドクレー、ATP500)と5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)でタイトルを獲得。6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では自身3度目の敗戦を準決勝で喫する。

8月20日には左足の負傷によりシーズンの終了を発表。その後治療の途中報告などをしているが、現時点での復帰は未定となっている。


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(2021年10月17日11時01分)
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