ジョコ撃破のズベレフ喜び

ゲッティ イメージズ
(手前から)ジョコビッチとズベレフ
画像提供:ゲッティ イメージズ

東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)は30日、テニスの男子シングルス準決勝が行われ、第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を1-6, 6-3, 6-1の逆転で下してオリンピック初の決勝進出を果たし、銀メダル以上の獲得が確定した。

>>ズべレフvsハチャノフ 1ポイント速報<<

>>ジョコビッチら東京オリンピック対戦表<<

この日、第1セットを落としたズベレフは第2セットもジョコビッチにブレークされ、リードを許す。しかし、終盤の4ゲームを連取するとセットカウント1-1に追いつき、ファイナルセットはジョコビッチを圧倒。2時間3分で勝利した。

国際テニス協会のITFは公式サイトでズベレフのコメントを掲載し「メダルをドイツに持ち帰れると分かって素晴らしい気分。世界最高の選手に勝てたのはすごいことだし、今大会の彼(ジョコビッチ)を倒すのは不可能とさえ感じていた。だから、とてもうれしい。ただ、まだあと1試合ある」と語った。

「握手の際、ジョコビッチに『今までも、これからも史上最高の選手』と伝えた。彼が歴史的な記録を求めていたのは知っているけれど、あのような場面でも僕らは仲がいい。もちろん勝ててうれしいけれど、彼の気持ちもこれから感じていくと思う」

金メダル獲得をかけた決勝でズべレフは、第12シードのK・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは準決勝で第6シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。

ズベレフは「自分のためだけにプレーをしていない。母国の人々、観戦して応援してくれるみんなのために戦う」と意気込んだ。

一方、敗れたジョコビッチは銅メダル獲得がかかる3位決定戦でカレノ=ブスタと顔を合わせる。




■関連ニュース

・錦織との不平等にジョコ不満
・錦織「またコイツに負けた」
・大坂 なおみ、失格ジョコに言及

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2021年7月30日22時57分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)