フェデラー撃破「光栄なこと」

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ベスト8進出を果たしたオジェアリアシム
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのノベンティ・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は16日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク21位のF・オジェ アリアシム(カナダ)が第5シードのR・フェデラー(スイス)を4-6,6-3,6-2の逆転で破り、大会初のベスト8進出を果たした。試合後には「今後もずっと大切にしていきたい」と勝利を噛み締めた。

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初の顔合わせとなったこの日、20歳のオジェ アリアシムはフェデラーのテンポの早いラリーに苦しむと、ブレークを奪うことができずに第1セットを落とす。しかし、第2セット以降はサービスの調子が上がり10本のサービスエースを獲得。ファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを奪い、39歳のフェデラーにブレークチャンスすらも握らせないプレーを披露して1時間44分で逆転勝ちをおさめた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには19歳差の対戦を制したオジェ アリアシムのコメントが掲載されている。

「このような勝利は予想していなかった。もちろん、勝ちたいと思って試合に臨むけど、ロジャー(フェデラー)は多くの人がそうだったように、僕のアイドルだったんだ」

「彼が引退する前に対戦できたことはとても光栄なことで、さらに勝てたことは素晴らしいこと。今後もずっと大切にしていきたいと思う」

「少し緊張していたけど、とてもいいプレーができた。ファイナルセットのサーブは素晴らしかった。でも、第1セットは大変だったよ。厳しかったね。自分ができる限り良いプレーをしていると思っていたのに、4-6で負けてしまった。彼が全盛期で世界1位だった頃は、本当に怖かったんだろうなと思ったよ。でも、僕はまだ自分のチャンスを信じていたし、試合の中でさらに何ができるか試してみたかった。そして、それが僕の思い通りになったんだから、本当に素晴らしいことだ」

準々決勝では世界ランク45位のJ・シュトルフ(ドイツ)と同75位のM・ギロン(アメリカ)のどちらかと対戦する。

一方、2019年以来2年ぶり11度目の同大会制覇を狙っていたフェデラーだったが、今年は2回戦で姿を消すこととなった。

同日には第4シードのA・ルブレフや世界ランク128位のP・コールシュライバー(ドイツ)らが8強へ駒を進めている。

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(2021年6月17日1時20分)
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