男子テニスのデルレイビーチ・オープン（アメリカ/デルレイビーチ、ハード、 ATP250）は１２日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク１１９位のＳ・コルダ（アメリカ）が同７４位のＣ・ノリー（イギリス）を6-3，7-5のストレートで破り、ツアー初の決勝進出を果たした。試合後には「今は気合が入っている。これ以上幸せなことはない」と語った。

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元世界ランク２位のＰ・コルダ（チェコ）を父に持つ２０歳のセバスチャン・コルダはこの試合、６本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったとき８１パーセントの高い確率でポイントを獲得。ノリーに２度のブレークを許したものの、自身はそれを上回る４度のブレークに成功し、１時間２１分で勝利した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトでコルダは「僕はコーチとのウォームアップのとき、可能な限りフラットなボールを打つんだ。それが今日はうまくいったよ」勝因を話した。

「ノリーはすごくトリッキーな試合をしてくる。彼のバックハンドクロスはワールドクラスで、フォアハンドは一度クロスに攻め込まれると守り切るのが難しい。だから僕は試合を通して常に積極的であり続けた。それができたことにとても満足しているよ」

ツアー初制覇をかけて、コルダは決勝で第４シードのＨ・ホルカシュと対戦する。ホルカシュは準決勝で世界ランク７８９位のＣ・ハリソン（アメリカ）をストレートで下しての勝ち上がり。

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